【日本人とおもてなし】

その他

こんにちは、網野麻理です。

私の前職はクレジットカードの会社JCBという会社。
20年近く勤めておりました。

カード会社は沢山ありますが、JCBは唯一日本発祥の国際ブランドの会社なんです。
日本人のために作られたカードが、世界で通用するためにはどうしたらいいか?
みんなで一生懸命考えました。

会社の中での仕事で一番長かったのは、俗に言うゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードと呼ばれたりする、プレミアムカードの専用デスクの仕事。

お客様のお問い合わせやご要望に応えるお仕事なのですが、単に受付窓口やコンシェルジュだとは思っていませんでした。

JCBのファンを作るお仕事。

そう思っていました。
どうしたらファンになっていただけるか?

それはJCBにしかない強みを活かしていくこと、そう思っていました。

では、強みはなんだろう?と考えた時、もともとは日本人に喜んでもらうためにできた会社であって、日本人が求めるもの、日本人が信頼できるもの、日本人が安心できるもの。
それらを提供することだと思っていました。

そしてその一つはおもてなし。

当時、おもてなしという言葉などみんな使っていませんでした。
社内で当たり前のように根付いていたからです。

そうなんです。
私達は、既に持っている。
日本の文化から既にそのDNAを持っているんですよね。

私は、会社を辞めて改めて気づくことがありました。それは、会社の中で日本人としてのDNAをたくさん学ばせてもらったこと。
当たり前のように過ごしていたけれど、それはとても大切なことでした。これからの日本に、とっても必要なことでした。

だから、オリンピックが来るまでに、たくさんの人達に広めたい。
会社で教わった大切なこと。
多くの人と共有したい。そう思っています。

 

(追伸)
会社の中で学んだことを、こちらの本にもまとめています。
来月立ち上げる協会の中でもお伝えしていくことなのですが、もしよかったらご覧くださいね。

『期待以上に応える技術』フォレスト出版

http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4894516004/forestpublish-22/ref=nosim

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