日本人が得意な「符号読解能力」

以前、私がVIPのお客様のコンシェルジュをしていたとき。

私を指名して、お電話をかけてくださるお客様がいらっしゃいました。

よくお話をしていたお客様ですので

電話口ではありますが、

お客様のその時の様子がなんとなくわかるようになりました。

 

例えば、「声や話し方」

・今日は鼻声で、体調を崩されているかも。

・今日は少し覇気がないように感じる。何かあったのかも。

・今日は「笑声」で話されている。いいことがあったのかも。

・今日は早口なので急いでいらっしゃるかも。

・今日は雑談ができる。時間に余裕がありそう。

 

お客様の状況を想像しながら

対応を変えていました。

 

この相手の状況を「察する技術」

日本人特有のものではないでしょうか。

 

普段との違いを見極めたり

感情の変化をキャッチしたりすることができるのは

日本人が「符号読解能力」が高いからだと思います。

 

符号読解能力とは、

言葉では表されない態度や表情から、感情を読み取るスキルです。

 

自分の彼女が、よくわからないけれど、今日はなんだか機嫌が悪そう・・・

自分の部下が、「大丈夫です」と言っているけれど、あきらかに焦っている様子・・・

 

など言葉では表現していなくても

相手から伝わる「何か」を感じ取ることができますよね。

「空気を読む」とも言い変えられます。

日本人はこの能力が長けているのだと思います。

 

どうしたら空気を読めるようになるのか?

実はいくつかのやり方がありますので

また少しずつご説明していきますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。